見やすいWEBサイトを作るには、特別な才能やセンスは必要ありません。WEBサイトを見やすくするコツは、役割を認識して、ルールをきちんと守ることです。
ここでは、WEBサイトを見やすくするために押さえておくべきポイントを解説していきます。
見やすいWEBサイトの最も重要な条件とは
まずはサイトのテーマ(コンセプト)を明確に設定しましょう。コンセプトとは「何を伝えるか」「誰に伝えるか」といった、WEBサイトの目的です。
また、コンセプトを考慮して、必要な情報を目に留まりやすく整理することで、見やすいWEBサイトに仕上がります。詳しいポイントについては次で説明します。
見やすいWEBサイトにするためのポイント
見やすいWEBサイトを作るには、レイアウトなどのデザインルールを守ることが大切です。以下の項目は特に意識しておくと、見やすくまとまります。
- レイアウトの4原則「近接」「整列」「反復」「対比」を守る
- Z型やF型など視線の動きを考慮した視線誘導
- 「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」を使った配色バランス
- 文章だけでなく画像や動画も配置する
- フォントサイズは16px以上で設定
- スマートフォンやタブレットで閲覧しやすいレスポンシブデザインにする
少なくとも上記のポイントはおさえておきましょう。
見やすいWEBサイトにするための注意点
動画や画像を使用することでテキスト量を減らし、読みやすい印象を与えられますが、たくさん使いすぎると読み込みに時間がかかり訪問者はWEBサイトを閉じてしまいます。
また、サイト内を回遊できるようにデザインしておくと、WEBサイトを訪問した人が他社サイトに流れにくくなります。アクセスした人が知りたいと思われる関連ページを表示するなどの導線を用意しておくことが大切です。
一般ユーザーが目にしない部分で、サイバー攻撃に備えた対策も欠かせません。WEBアプリケーションの脆弱性を出さないよう開発を進めることで、安心して利用してもらえるWEBサイトに仕上げましょう。
見やすいWEBサイトの制作方法
見やすいWEBサイトを自社で作るには、デザイナーやエンジニアなど、多様なスキルを持った人材が必要となります。デザインだけ依頼する場合は、フリーランスのデザイナーに発注して費用を抑えることもできるでしょう。
ただしここまで紹介してきたことを全体的に網羅したサイトを作るには、WEBサイト制作を専門とする会社に依頼するのが確実かつ安心です。
まとめ
見やすいWEBサイトを作るには、デザインのルールを理解しておくことが大切です。また、デザインをもとにWEBサイトを構築するための技術やセキュリティ対策も欠かせません。
WEB制作会社を活用するなどして、訪問者が快適に情報を集められる理想的なWEBサイトを目指しましょう。